子どもが熱性けいれんに!!(3歳・日本・入院無しの場合)

2017年12月25日台中お役立ち情報熱性けいれん

日本では、おにいちゃんが3歳になってすぐ、熱性けいれんを経験しています。
その後2年間起きることは無く、しばらく安心して過ごしていましたが、今度は末っ子ちゃんが熱性けいれんに!!
異国ということもあり、若干パニックになったものの、無事元気になりました♪

せっかくですので、日本での経験、そして今回の台湾での経験を振り返ってみようと思います。
まずは日本での経験から!

おにいちゃんの熱性けいれん(3歳、日本、入院無し)の場合

今から2年前、おにいちゃんが3歳になってすぐの出来事です。
今思えば、私はかなりパニック状態だったようです。。。

保育園からの呼び出し

普段熱を出しても、ぐったりとすることは皆無のおにいちゃん。
その日の朝は特に体調が悪そうではなかったので保育園に預けたのですが、午後のお昼寝明け、保育園から「お熱があり、〇〇くんには珍しく、すごくつらそうです」との呼び出しが。
お昼ご飯は普段通り食べたようですが、午睡明け、お熱が38度台になったとのことです。

急いでお迎えに行くと、本人が「歩けない」というので、抱えて車で帰宅。
家に着いて、車から降りる直前に滝のように嘔吐。
おにいちゃんがこんな風に嘔吐することは今までなかったので、驚いたのを覚えています。

その後、かかりつけの小児科に連れて行き、「風邪ですね」という診断の元、いつもの薬を処方してもらいました。

 

けいれんが!!

そして、夜。
この時私はちょうど末っ子ちゃんを妊娠中(臨月)でした。
子どもたちが寝ている間にお腹をキックされるを避けるため、別室で寝ていたのですが、この日もいつも通り子どもたちを21時に寝かしつけ、私は別室で寝ていました。
夫はたしか22時頃に帰宅。

すると、23時頃。
突然子どもたちの寝ている部屋から「キャ!」と一瞬の悲鳴が聞こえ、夫と私が慌てて部屋に行くと、おにいちゃんがけいれんしていました!!

おねえちゃんは熱性けいれんになったことが無かったので、初めて見る息子のけいれん姿。。。
どうしたらよいか分からず、おにいちゃんの名前を呼ぶことしかできませんでした。。。

ただ、夫は自分自身が小さいころによく熱性けいれんをおこしていたようで、かなり冷静におにいちゃんを観察してくれました。

結局、1分もしないうちにけいれんは収まりました。
その後静かに寝ているように見えたのですが、初めての熱性けいれんだったこともあり、念のため救急車を呼ぶことにしました。

 

救急車要請、そして救急病院へ

夫は息子を見てくれているので、私が救急車を呼んだのですが。。。
パニックになっていることから言動が怪しかった?ようで、電話口の担当者の方に「お母さん、何歳ですか?」と聞かれました。
その意味が全く分からなく、「息子は3歳です」と繰り返し答えていたのですが。。。
どうやら私を落ち着かせるためだったのか? 担当者の方が私の年齢を聞いていると気づくまで時間がかかりました。。。

私の電話がもたもたしていたからか、電話を切ってすぐに救急車が到着。
救急隊員の方にも「奥さん、落ち着いてください!」と言われる始末。
(夫とおねえちゃん曰く、私は相当パニックになっていたようです。自分ではそんな気が無かったんですけどね。)

救急隊員の方から、「ご家族で今まで熱性けいれんになった方はいますか?」との質問。
夫が「私が小さいころになっていました」と。

どうやら、熱性けいれんは遺伝的な要素があるともいわれているようで、末っ子ちゃんがかかった時にも台湾の病院で質問されました。

最終的には、おにいちゃんは救急隊員の方の判断でそこまで緊急性を要していないだろうということになり、救急車にて救急病院には運んでくれましたが、サイレンは鳴らさずに行ったようです。

救急病院では、先生の診察を受けた後、けいれん止めの座薬(ダイアップ)を入れてもらい、念のため2時間ほど待機しました。

その後、無事帰宅となりましたが、先生には「24時間はご家族で経過観察してくださいね」と言われ、風邪薬とダイアップの予備が1本処方されました。

 

熱性けいれんとは?

一般社団法人日本小児神経学会から【熱性けいれん診療ガイドライン2015】というものが発行されているのをご存知でしょうか?

これによると、熱性けいれんとは以下の症状のことを言うそうです。

 

◆主に生後6~60か月までの乳幼児期に起こる、通常は38℃以上の発熱に伴う発作性疾患

◆髄膜炎などの中枢神経感染症、代謝異常など、その他の明らかな発作の原因がみられないもの

◆てんかんの既往のあるものは除く

参照 – 『熱性けいれんガイドライン2015』p.2

 

また、熱性けいれんには2種類あります。

 

熱性けいれんのうち、以下の3項目の一つ以上をもつものを複雑型熱性けいれんと定義し、これらのいずれにも当てはまらないものを単純型熱性けいれんとする。

1)焦点性発作(部分発作)の要素
2)15分以上持続する発作
3)一発熱機会内の、通常は24時間以内に複数回反復する発作

参照 – 『熱性けいれんガイドライン2015』p.4

 

再発予測因子についても記載されています。

 

◆再発予測因子
1)両親いずれかの熱性けいれん家族歴
2)1歳未満の発症
3)短時間の発熱ー発作間隔(概ね1時間以内)
4)発作時体温が39℃以下

◆再発予測因子をもたない熱性けいれんの再発率は約15%

◆再発予測因子を有する症例も含めた熱性けいれん全体の再発率は30%

参照 – 『熱性けいれんガイドライン2015』p.8

 

うちのおにいちゃんの場合、
・パパに既往歴あり
・短時間のうちに発熱~けいれん
・けいれんは1分程度だったので、単純型熱性けいれん
が当てはまった感じでしょうかね。

救急病院での診察時、先生もはっきりとした原因が分からないと言っていたようですが、その日に小児科でもらった薬は持参していたので、参考までに見せたところ、「薬の〇〇と相性が悪かった可能性があるので、念のため、かかりつけの先生に伝えてください」とのことでした。

参考まで、このことについても、先ほどのガイドラインに書いてあります。

 

熱性けいれんの既往のある小児に対しては
・発熱性疾患罹患中における鎮静性抗ヒスタミン薬使用
・キサンチン製剤使用
は熱性けいれんの持続時間を長くする可能性があり推奨されない

参照 – 『熱性けいれんガイドライン2015』p.66

 

熱性けいれん診療ガイドライン2015】は結構参考になるので、気になる方は見てみてくださいね。

また、熱性けいれんへの対処法については、Googleなどの検索ページで多数出てきますので、適宜ご参照ください。(私がいろいろ言っても説得力がなさそうですので。。。汗)

ちなみに、日本医師会が【白クマ先生の子ども診療所】というサイトで様々な病気への対応策を掲載しており、参考になります。
(その中で熱性けいれんについても書いていますよ。)

 

*****

 

現在おにいちゃんは5歳ですが、今まで2回目の熱性けいれんは起きていません。
2年も経過したので、熱性けいれんのことをすっかり忘れていたのですが。。。
今回末っ子ちゃんの件が発生。
しかも今回は入院することに!

まさか台湾で入院することになるとは思っていませんでした。。。
長くなってしまったので、続きは別記事で書きますねー。