子どもと旅行 旅行お役立ち情報

【台湾あるある】危険!?台湾の横断報道

更新日:

久しぶりのあるあるネタです。

台湾に来て、日々の生活で「うわっ!危ない!!」と思うことが日本より格段に増えました(汗)

今回はそんな中でも、”横断歩道”についてお伝えしますね。

日本の車両は左側通行。グローバルスタンダードは?

日本では、車両は左側通行ですよね。

でも、グローバルで見たとき、現在では圧倒的に右側通行の国が多いです。

それを視覚化したものをWikipediaで見つけました。

出典:Wikipedia;Left- and right-hand traffic

諸説ありますが。。。

どうやら、昔は左側通行が主流だったようです。

しかし、かの有名な革命家ナポレオンが、自身が征服した国では右側通行に変更していき、その支配を受けなかった国は左側通行のまま。。。ということらしいです。(真意は不明。)

私、世界史は高1の時に学んだくらいなので、かなり薄い知識しかありませんが、右側通行うんぬんはさておき、ナポレオンの世界への影響力ってすごいんですねー!!

どれだけの国に遠征に行ってるんだ。。。

※気になる方は検索サイトで「ナポレオン戦争」などで調べてみてくださいー。

日本の左側通行の歴史もネット上でいろいろ情報がありますが、ここでは割愛します(笑)

台湾のバイク保有率は、日本の5倍以上!!

台湾はバイク文化。

日本でこんなに原付バイクを見たこと。。。ないな。

(あ、前にベトナムに行った時のバイクの量に比べれば、台湾のほうが少ないかー。)

 

保有台数どこかに載っていないかなーと調べていたら、ヤマハさんのプレスリリースから発見!

 

台湾は、総人口約2,400万人に対し、二輪車の総保有台数は1,300万台を超え、二輪車の年間総需要は約85万台(2016年・ヤマハ調べ)

出典:ヤマハ発動機株式会社 ニュース一覧(2017年4月12日発表)

ってことは、5割以上の人がバイクを持っている計算ですよね。

総人口には子どもや高齢者も含まれていますから、実際バイクに乗れる年齢だけに限ってみたら、もっと割合増えそうです。

日本は総人口約1.3億人に対して保有台数1,100万台なので、1割未満。

※日本の二輪車保有台数は、【日本自動車工業会HP】より参照。

日本と比較して、どれだけ台湾のバイク率が高いか、お分かりいただけたかと思います。

 

そして、単純にバイク保有率の高さだけが要因なのか?(ほかの理由もある気がしますが)

台湾では、バイクの事故(バイク同士、対歩行者、対自動車)がものすごく多いです。

nenemamaはまだ台湾に7か月しか住んでいませんが、もう数えられないほどの事故を見ています。

人が吹っ飛ぶのを見るのは、良い気がしません。。。

事故に遭った方で、その後普通に立ち上がってまたバイクに乗っていく人もいるんですが、平気なんでしょうか。。。(汗)

恐ろしすぎます!!

台湾のバイクには二段階左折が徹底されている

台湾では、バイクに対して二段階左折(日本でいう二段階右折)が徹底されています。

というか、義務のようです。

 

右側交通の台湾では、「二段階左折方式」を採用し、二輪車が交差点内で二段階目の発進を待機できるゾーンを導入した。2001年からは中央政府がこの規制方法を法制化し、片側3車線以上の交差点では二輪車の二段階左折が義務化された。

出典:日本自動車工業会 二輪車特別委員会『台北市二輪車駐車環境レポート』p.21

日本では原付バイクにのみ(片側3車線の時などに)二段階右折が義務化されていますが、そもそも原付バイクの台数が少ないので、あまり見る機会が少ないかもしれませんね。

※二段階右折のルールや方法は検索サイトで調べてみてください。

二段階左折用のバイク待機エリアは横断歩道のすぐそばにある

台湾でバイクが二段階左折をするのは全く構わないんですが。。。

問題は、二段階左折をするバイクの待機エリアが横断歩道のすぐそばにあること。

写真で見ると、こんな感じ↓

そして、二段階左折をしようとするバイクは、下の写真のように、横断歩道の上をまたいで、バイク待機エリアに停車します。

説明下手ですみません。伝わりますかね?

要は、横断歩道にバイクが突っ込んでくるんです!!

なので、横断歩道を歩くとき、このバイク待機エリアには十分に気を付けてください!!

ぼーっと歩いてしまうと、前方(あるいは後方)から横断歩道に向かってくるバイクにぶつかる可能性大!

台湾は”車両優先”社会です。

日本のように”歩行者優先”の意識で横断歩道を渡ると、本当に危険です。

横断歩道といえども、安心はできませんよ。

まとめ:台湾で歩くとき、子どもを一人で先に歩かせないで!

日本だと、歩行者優先は広く知られていることなので、日本の交通ルールを守っていれば、ある程度事故は防げます。

でも、台湾では、日本の常識は一切通用しません。

しかも、日本と違って右側通行なので、車が曲がってくる方向なども異なり、慣れるまで時間がかかると思います。

横断歩道ですら危険なんですから、横断歩道のない道路なんて、もっと危険です。

だって、一方通行の道路でも、バイクは逆走してきますからね!!

(これは台湾でも違法だと思うんですけどね。。。違うのかな? 逆走しているバイクは、実際ものすごく多いです。)

 

ということで、道を歩くとき、大人も注意が必要ですが、特にお子さんには日本以上に注意徹底してください!!

万が一飛び出して事故に巻き込まれては大変なので、外ではお子さんより前を大人が歩く、手をつなぐなど、できる限りの対策を取ってくださいね。

台湾、基本的にはとっても優しい国なので大好きですが。。。交通ルールは怖すぎです(泣)

 

※台湾・台中の生活情報は【Tips for Living in Taichung】からご覧ください。

※【台湾あるある】タグもありますよ♪

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

nenemama

台湾・台中在住の30代主婦。夫の台湾赴任をきっかけに、子供3人を育てながらのワンオペワーママ生活に区切りをつけ、2017年夏に退職&渡台。ブログでは、台湾・台中の生活情報と子連れ旅行記をメインに、中国語学習や仕事観について掲載しています。

-子どもと旅行, 旅行お役立ち情報
-

Copyright© こどもとたいわん , 2019 All Rights Reserved.