こんにちは、nenemama(@nenemama2017)です。
今日もご訪問いただきありがとうございます!!
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以前、海外引越しの記事で「非居住者であれば、免税価格で購入可能」と書きました。
今回は、我が家が日本でiPadを免税価格で買った経験談をお伝えします!
※一時帰国に関して、以下の記事もおすすめですよ!
目次
非居住者とは?
前提として、日本で免税価格で商品を購入するためには、”非居住者”である必要があります。
1.外国にある事務所(日本法人の海外支店等、現地法人、駐在員事務所及び国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者
2.2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者
3.上記1及び2に掲げる者のほか、日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者
4.上記1から3までに掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6か月未満の者
参照 – 国土交通省観光庁HP
我が家のパパさんは上記に該当するので、非居住者になります。
手続きとしては、出国前に区役所で住民票を抜く(転出届を出す)必要がありますので、お忘れなく。
▼以下の記事に方法を書いています。
海外赴任⑨公的手続き(ハローワーク・税務署・区役所でやること)
免税で買えるものは?
「免税になるなら、何でも買っちゃおう!」と思うかもしれませんが。。。
免税で買えるものには制限があります。
大前提は「通常生活で使うもの」です。
事業用や販売用として購入する場合は、対象外になります。
そして、大きく”一般物品”と”消耗品”に分けられます。
◆一般物品:家電製品・洋服・服飾品・民芸品など
・1人の非居住者に対して同じ店舗における1日の販売合計額が5千円以上。
・販売合計額が100万円を超える場合には、旅券等の写しを経営する事業者の納税地又は販売場の所在地に保存すること。
◆消耗品:食品・飲料・化粧品・医薬品など
・1人の非居住者に対して同じ店舗における1日の販売合計額が5千円以上、50万円までの範囲内であること。
・非居住者は、消耗品を購入した日から30 日以内に輸出する旨を誓約すること。
・消費されないように指定された方法による包装がされていること。
参照 – 国土交通省観光庁HP
免税品はどこでも買えるの?
「じゃー、近くの薬局で薬を大量に買って免税申請しよう!!」
ちょっと待って!!
免税品は免税店で購入しないとダメですよー。
でも、近くにあるかわかんないですよね。
そんな時は、【TAXFREESHOPS.JP】を見るとよいですよ!
日本全国の免税店が簡単に探せて便利です。
免税が得か? インターネットショッピングが得か?
上記を踏まえて、最終的に我が家が免税で買ったのは、"iPad”のみです。
「nenemamaが日本で買ってきた除加湿空気清浄機やホットカーペット、パソコンも”一般物品”なんだから、免税で買えばよかったんじゃないの?」
私も最初はそう考えていました。
でも、いろいろ調べてみたところ。。。
家電量販店にて免税適用(8%オフ)で買うよりも、通販専門サイトのほうが圧倒的に安い!!
ということに気付いたんです。
我が家では、何か新しい商品を購入する際には、必ず【価格.com】で最安値をチェックします。
そして、
◆除加湿空気清浄機は【楽天市場】
◆ホットカーペットは【Amazon】
が最安値だったので、そちらで購入することにしました。
パソコンについては、HP製品を買うと決めていたので、【HPの公式サイト】で購入しました。
Apple製品は免税で買うとお得
我が家はiPadのみ免税価格で買うことにしました。
というのも、Apple製品はどこで買っても料金はほぼ一律(値引きが無い)。
そして、家電量販店でもほとんどポイントが付きません。
たまに公式サイトでキャンペーンなどが行われている場合もあるようですが、我が家が購入しようとしたタイミングでは実施されておらず。。。
結果、Apple製品については、免税の8%オフが勝利!!
非居住者の方でApple製品の購入を考えている方は、免税価格での購入も検討してみるとよいと思いますー。
免税適用を受けるまでの手順は?
我が家が免税適応を受けた際の手順は以下です。
①海外から日本に入る際、出入国審査で必ずパスポートに”入国印”を押してもらおう
出入国審査では自動化ゲートも利用可能ですが、そちらだと”入国印”をもらい損ねる場合があります。
免税店の利用を考えている方が自動化ゲートを通過する際には、入国管理局の職員の方に申し出て、押印をもらうようにしてくださいね。
ちなみに夫は自動化ゲートがよくわからないとのことで、従来通りの出入国審査(有人)を通ってきました。
※詳細は【国土交通省HPの資料】をご覧ください。
②買い物に行くときには、パスポートと海外での在留資格が分かるものを持参
パスポートって普通の買い物で持ち歩きませんよねー。忘れないようにしてください。
また、海外での在留資格が分かるものも必要ですので、準備しておきましょう。
(台湾の場合はビザか居留証でOKかと思います。)
③店員さんに購入したい商品を伝えるとともに、「免税で買い物したい」と宣言
外国人客が多数いるような免税店でしたら店員さんも慣れているかと思いますが、我が家が行ったのは地元の家電量販店(免税対応OK)。
対応に慣れている店員さんは少ないみたいで、わかっている方を呼びに行ってくれました。
場合によっては待ち時間も発生するかと思いますので、早めに伝えておくと良さそうです。
④パスポートと在留資格が分かるものを提示し、免税適用を受けた金額を支払う
どうでもいい話ですが、夫のパスポートに押されている入国スタンプのインクが薄すぎて、直近のものを探すのにかなり手間取りました。。。汗
事前に付箋とかつけておけばよかったかなー。
在留資格の確認では、パスポートに貼られているビザの確認と、居留証の提示を行いました。
⑤「購入者誓約書」へのサインと「購入記録票」のパスポートへの添付(+割印あり)
どちらの用紙も店舗で用意してくれますので、署名等を行います。
パスポートに添付される「購入記録票」には、店舗の割印が必要ですので、押し忘れが無いように気を付けておきましょう。
⑥購入した商品を機内持ち込み手荷物として空港に持参
空港で出国ゲートを通過後に免税手続きをする必要があるので、機内持ち込み手荷物として携帯する必要があります。
「え?免税商品が多かったらどうなるの?全部機内持ち込み無理じゃない!?」
という疑問が浮き上がってきますよね!!
そんな方もご安心ください!
先日の一時帰国中にnenemamaはスーツケース1個分の免税品を購入しました。
その時の税関手続きについては以下の記事をご参照くださいね。
一時帰国時に買った免税品を出国時にスーツケースに入れても大丈夫?(日本非居住者向け)
⑦保安検査場で税関職員の方にパスポートの「購入記録票」と商品を見せる
これ、かなりあっさりとしていて、拍子抜け。
たぶん5秒くらいで終わり、むしろ不安になるくらいでした。
※手続きの詳細は、【国土交通省観光庁HP】をご参照ください。
まとめ:非居住者の免税手続きは、思った以上に簡単!
もっと複雑な手続きが必要なのかと思っていましたが、案外簡単!
むしろ簡単すぎてちょっと怖いくらい。
一時帰国では、化粧品・洋服など、買いたいものがたくさん!!
実家の近くに大きなアウトレットモールがあるので、ワクワク♪
一時帰国がますます楽しみになったnenemamaでしたー!
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